データを取るきっかけは、義兄が日本電子という測定器メーカー勤務で営業部長をしており、私が水のことを熱心に話すと「君と同様水にこだわっている研究員がいる、紹介する」が始まり。
水の分子集団(クラスター)測定を行っていると言う。本来は遺伝子の解析をする為の機器で、研究員が遺伝子そっちのけで水分子測定・分析をやっているので、困っているとのことだった。測定技術と知識が群を抜いていたため、NMR(核磁気共鳴)装置を売り込む時は、大学・研究機関・企業に同行し、測定技術を教えさせていた。
私は水の分子集団クラスターなど知らない。商学部で文科系。理系のことは全く興味が無いし知らない。しかし、アルカリイオン水を飲んで生き返った。そして、アルカリイオン水でカラダが良くなっていく。篠原先生も蘇った。水治療の患者さんも良くなっていく。宗教ではなく科学で説明できるなら、理科系が苦手でも頭に入らなくても水のことを学ぶしかない。
会って話したところ、水に興味を持っていることにとても感激してくれた。水治療の話をするとさらに興味を示し、測定と医療が組めば健康追及が可能になると大いに喜んでくれ、篠原先生を含めて3人で会うことになった。
3人の打ち合わせで、測定と医療を結び付けるために「生命の水研究会」を結成しようと言うことが決まった。
尿中アミノ酸測定・尿のクラスターを比較し、電子顕微鏡で細胞変化を見たり、マイナスイオン測定をしたり、遠赤外線放射率のグラフを見たり、活性酸素測定、酵素の活性など初体験と難解な用語。理解するには学ぶしかない。
測定機器メーカーなので様々な測定が可能。研究会なので当然「無料」。
これがきっかけで多くの医療機関や大学と繋がり、様々な測定結果を学会発表し始めた。特に水の分子集団クラスターは注目を集めた。
H2Oは1個だと気体で飛んで行く。液体になるには5.4個のH2Oが集まる必要がある。この時の水が液体のエネルギーの中で最もエネルギーが高く、集まっていくとエネルギーが次第に小さくなり安定する。中性pH7が最も安定している。水道水で見ると17~18個くらいの水分子集団クラスターだ。pH9-10のアルカリイオン水は、水分子集団クラスターは5.4個だ。
「生命の水研究会」結成
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