2009年、中小企業活路開拓調査事業の指定で水道管の汚れを洗浄する新事業に、経済産業省が資格を与え助成が始まった。
その時の測定を我社に測定委員として依頼してきた。
全国から集めた水道管の測定が始まった。
驚くべきことは、送られてきた水道管に発がん性物質が付着していたことだ。MDAメチレンジアニリンという物質で発がん性が強い。0.1ppmが発がんの許容量だが、測定した水道管の中身は100倍以上を検出。埼玉のマンション水道管からは2万倍以上検出した。
これは大変だ。毎日通常使用している水道管から発がんの許容量を大きく超えて検出。異常だ!
水の違い-69
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