電解水生成器は稲作栽培への応用として「シンノオル電子機器」が製造。多くの医師・一般利用者による臨床実験・使用体験を重ねた結果、シンノオル液製造機を開発。効用が農業面・医療面両方で検討され、特に医療面での実用化へ進んだ。科学警察の署長が参加していた。
1965年10月8日、厚生省薬事局長より「薬発第763号」で各都道府県長宛てに通達。「消化不良・胃酸過多・慢性下痢・胃腸内異常発酵・制酸に有効」。そして、1966年、貯槽式電解水生成器が厚生省の承認を受け、医療用物質生成器として製造認可。
私が命を救われたのは1986年。この頃は貯槽式から水道直結の流水式電解水生成器に大きく姿を変えつつあった。私が選んだのは水道直結の流水式電解水生成器。当時は浄水装置が無いものと浄水装置内蔵のものがあり、私は浄水器内蔵タイプを選択。この選択で命が蘇った。
初期の水道直結流水式電解水生成器浄水器内蔵では強い電気分解が出来なかったので、強酸性水が欲しくて貯水式の電解水生成器も購入。水道水そのままでなく浄水器を通過させた水を貯水槽に溜め、15分以上1時間くらい電気を通し、生成水が熱くなるまで強くして利用した。今でも強い電解水を作りたい時は貯槽式を利用している。
世界初の水なので、私の研究所で測定・分析しながら、どんな水が作れるのか様々試し、他の多くの水とどの程度違いがあるのか確認していった。
水道直結の流水式電解水生成器で作るアルカリイオン水の測定では、水の分子集団(クラスター)・脂を溶かす力(界面活性力)・酵素がどれくらい活きるか(酵素活性)を初めて測定。世の中に提案した。
消化不良・胃酸過多・慢性下痢・胃腸内異常発酵・制酸に有効
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