アルカリイオン水は、妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんにとっていい水であることは異論のない事実だ。お母さんの「羊水」と「母乳」は、水の良し悪しが支配する。
静岡県函南町の三島マタニティークリニック中村徹院長はアルカリイオン水を活用し、病室、スタッフルーム、厨房に各1台ずつ電解水生成器を設置して入院患者だけでなくスタッフもアルカリイオン水を飲んでいる。
「お母さん、いい水飲んでいますか?」を生命の水研究所と共著で出版。「羊水」や「母乳」の質は、妊婦さんの飲む水が大きく影響することをNMR分光器で証明。悪い羊水の中で育つ赤ちゃんは、奇麗な羊水で育つ赤ちゃんに比べ、成長過程でアトピー性皮膚炎などのアレルギーになり易い。
今の妊婦さんたちは、以前より水に対する知識があり、水道水をそのまま飲むような人は少なく、日頃からペットボトルのお茶やミネラルウォーターを飲む人の方が圧倒的に多くなっている。
勿論、塩素がたっぷり入った水道水は論外ですが、浄水器の水でも体に悪い水でなければ赤ちゃんにさほど悪い影響はないでしょう。妊婦さんにはアルカリイオン水を飲むようお勧めしていますが、悪い物を取り除いた水であれば、アルカリイオン水にしなければいけないと言うことはありません。
赤ちゃんへの影響を懸念するとすれば、若いお母さんの食生活にあるかも知れません。惣菜やコンビニ弁当の方が多くみられ、味付けが濃く食品添加物も多く含まれ、野菜不足。だから、アトピーの子供が生まれる確率が高いとは言えないでしょうが、母体に良くないのは自明の理です。だから、水や食事などを含めトータルで食事指導を行っています。
中村先生の時代はアルカリイオン水でカラダを洗うデータを取っている最中でしたので、母体の食事によるマイナス面をアルカリイオン水で洗い流す発想はありませんでした。