家庭用の電解水生成器に貯水式はお勧めしない

電解水生成器を家庭に導入する時は、貯水式はお勧めしない。

  1. 蛇口と直結する連続式電解水生成器を選択して欲しい
  2. 浄水器(カートリッジ)を内蔵する機種を選択して欲しい
  3. 生成量(吐水量)が毎分5リットル以上の機器を選択して欲しい
  4. 出来れば、強電解出来る機種を選択して欲しい

 多くの人がまずは価格で選択する。価格は機能の程度を表しているので、安いものは心臓部の電極板に安いものを採用している。使用すると日に日にパワーが落ちていく。耐用年数も短めに設定している。
 機械は力の状態をお知らせしない。表示板でお知らせするpHは、流量によって決められたもので、本当のpHではない。ランプが点滅し電源が入ると、正常に機能していると信じている。しかし、生成される水は日に日に電気分解の力を失っている。使用者は全く劣化に気が付かない。力のなくなった浄水の水を電解水だと信じて利用している。チェックをする液が入っているので出来た水を時々チェック。強いアルカリを確認すること。
 毎日の活用で電極板にカルシウムやマグネシウムが沈着し厚い壁を作る。すると電気が通りにくくなって電気分解していない状態になる。本体はランプがついていて電気分解のサインを出しているが電極板は役に立っていない。カルシウムやマグネシウムが厚く電極板に付着すると、水が流れにくくなり詰まってしまう。機械内部に圧力がかかって水漏れが始まる。それを避けるために毎日1回以上30秒程度水を流しながら酸性ボタンを押して電極板を洗う。
 電極板は自動洗浄するから大丈夫と言われても、信じない方がいい。矢張り電極板は自動洗浄に加えて手動洗浄を心掛けて欲しい。特に硬水地域は必須。

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