アルカリイオン水愛飲者最高齢の原田チエさんは94歳。初めてお会いしたのは87歳。
青森県三戸郡田子町はニンニクで有名な町。この閑静な町で健康教室が開催され、主催者のお母さん原田さんが会場に顔を出し、私を部屋に呼び込んで「もっときれいになりたい!」と執拗に迫られた。
「お母さん、そのためにはアルカリイオン水を1日3リットル以上生水で飲む必要があるけど、お母さんは腎臓が悪くてアルカリイオン水を沢山飲めないでしょ。腎臓が治ってから始めましょう」
原田さんの顔色は悪く、沢山のシミが出来ていて肌が乾燥している。腎臓の悪さが全身に出ている。しかし、キレイになりたいという願望が異常に強い。毎月訪問していたので、毎回毎回部屋に呼ばれる。その都度、アルカリイオン水が1日3リットル以上生水で飲めるようになれば可能性はあるけど、腎臓が悪く水が制限されるので難しいと伝え続けた。それでも会うたびに部屋に連れ込まれ「奇麗になりたい」と懇願される。
当時、女性の平均寿命が84歳だったので、「アルカリイオン水を1日3リットル以上飲むのは腎臓に良くないと言われているし、お医者さんに知られるとしかられる。でも、平均寿命84歳を超えているので、万が一死ぬようなことがあっても構わないなら挑戦してみますか」と乱暴な提案をした。
「キレイになれるならやる!」
そしてその日から3リットルのアルカリイオン水を生水で飲み始めた。
やはり大変だ。カラダがむくみ、目が腫れあがり、まともに物が見えない。オシッコも出ない。それでもキレイになるためアルカリイオン水に命をかけた。
平均寿命84歳を超えているので、万が一死ぬようなことがあっても構わないなら挑戦してみますか
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