三島マタニティークリニックで出産した61名の同意と協力で、出産後5日目の母乳成分をNMR(核磁気共鳴)装置で分析。 多くの産婦人科医は母乳が完全栄養食との先入観を持つため、母乳の状態には余り興味を示さない。 測定の結果、どの成分も最高値と最低値に大きな差が出た。 母乳の主成分は、栄養源となる乳糖、エネルギー源となる脂肪、脂肪の代謝を調整するコリン、血液の凝固を防ぐクエン酸、他にも必要不可欠な重要な物質が多数含まれている。 ここでは、4つの成分に注目してNMR(核磁気共鳴)装置で測定し、母乳の質を考えることにした。
飲み水を変えよう!-6
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