大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告に電解水散布による水稲の生育および収量増加効果がある。 羽曳野市の水田10a、堺市大阪府立大学内の水田10a、水稲品種はヒノヒカリ。 電解水生成装置で強アルカリ性電解水生成。pH11.3以上。 移植1ヶ月後から出穂直前まで7〜8回、1週間毎に80リットル/300㎡、動力噴霧器で葉面散布。 植物体重、精籾体重、粗玄米は10a当たりの収量は、強アルカリ性電解水散布区が多い傾向を示した。 80リットルの強アルカリ性電解水は、家庭用でも生成可能。
農業と水-7
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