お医者さんに対抗することを表現すると薬事法違反・医師法違反で摘発される

実は、1992年に電解水生成器が100万台、1993年に100万台売れた時、国民全体にそれを知らせるチャンスがあった。
 社会現象として猛烈な勢いで電解水生成器が普及。テレビの報道番組から巻き起こった大ブーム、このままブームが続けば、利用者が内容を理解してキチンと機器を使用出来るはずだった。
 製造が間に合わない大ブームで、予約販売になっていた。メーカーは製造が追いつかないので、工場を拡張・新築して対応した。私は測定・分析会社でもあり、本を出版していたので、多くのメーカーと顧問契約を交わしていた。
製造の際の水のチェックで工場に呼ばれた。販売の際の講演活動も全国で呼ばれた。百貨店の外商がとても力を持っており、多くの顧客を動員した。
 当時は水を飲んで病気が治ると言うと薬事法・医師法に抵触する為、なるべく言葉を選んでいた。実に沢山の業者が逮捕・警告されていた。私は、測定・分析の立場で発表していたので、同じことを言っても逮捕されない。警告を受けない。物品販売していた業者はかなり厳しく取り締まられた。
 そんなこともあり、アルカリイオン水を飲むと病気が消えることを前面に出さなかった。強酸性水強次亜塩素酸水)でアトピーに対応することもあまり表面に出さなかった。お医者さんに対抗することを表現すると薬事法違反・医師法違反で摘発される人たちがいたので本には書いても口で表現することは避けていた。

目次