報道局のプロデューサーが、部長が「アルカリイオン水を取り上げることを止めるように通告してきた」と困った様子だった。しかし「正しいことは報道で伝えていきたい」と決意し、部長に反発。
「局に出社したら、席がなくなっていた!」
報道番組で有名だった親しみのある部長。まさかと思ったが、広告主からクレームが来ている。医師会や製薬メーカーが水を飲んでカラダが良くなることは商売上潰したいのは分かるが、報道番組の部長が広告主のご機嫌を取るためにアルカリイオン水の情報を潰しに来るとは思わなかった。プロデューサーは居場所がなくなり完全に干されてしまった。
お昼の健康番組でレギュラーもやっていたが、進行は番組の思い通り進めなくてはいけない。水道水の塩素が殺菌、つまり細胞を殺すと言うことを視聴者に見せたいと、水道水に塩素反応の赤紫色を付け、指を入れてかき混ぜると色が消えて塩素が皮膚を殺した証明にすると言い出し、どうすれば一瞬で指を入れて混ぜたら色が透明に戻るか聞いてきた。レモンを触れた指で水を混ぜると一瞬で赤紫色が透明に変わると教えたら、ゲストがレモンを触った指で塩素反応させた赤紫色の水中に指を入れて混ぜた。
「あっ、色が消えた。塩素で細胞が死んだ!」
スタジオは大盛り上がり。盛り上げるためになら何でもあり。アルアル大辞典でも多くの嘘を平気で放送。やり過ぎ!結局ウソがばれ、番組消滅!
盛り上げるためになら何でもあり。アルアル大辞典でも多くの嘘を平気で放送
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