アルカリイオン水が腎臓機能の再吸収作用を助けることが分かった

1989年篠原先生とアルカリイオン水を飲んでもらう水治療を始めた時、大阪の協和病院でも河村先生が水治療をスタート。
 間もなくして測定・分析で松下が加わり、河村先生の協和病院で入院患者さんの便と尿を測らせてもらった。全国共通の水道水を飲んでもらい水道水で病院食を調理して食べてもらうごく普通の入院患者さん10名と、その水道水に浄水装置内蔵の電解水生成器で生成したアルカリイオン水を飲んでもらいアルカリイオン水で病院食を調理して食べてもらう特別な入院患者さん10名の便と尿を測定・分析させてもらった。
 結果、便が大きく変化し腸内細菌の善玉菌・酪酸菌が増え匂いの成分が減少し便の臭いが薄くなった。尿も大きく変わり、尿から漏れ出ていたアミノ酸成分が腎臓で再吸収され有効利用されるようになった。古い話だが、自分のオシッコを飲む健康法が流行したことがある。まさに本来必要で腎臓から再吸収されるはずのアミノ酸が、腎臓の再吸収能力が弱って回収できずオシッコに漏れ出してしまうので、そのオシッコを再び飲み込んで必要なアミノ酸を回収しようとした健康法だ。協和病院の測定分析では、アルカリイオン水が腎臓機能の再吸収作用を助けることが分かった。
 こんな調査はされたことが無い。水によって体が変わる、健康の内容が変わるなんて世界中の誰もが考えていなかった。この結果は後にテレビのニュース番組の特集で放送された。衝撃的!
 測定・分析が加わるようになって、アルカリイオン水の力がデータで伝えられるようになった。水治療の凄さを分かってもらえるデータが取れるようになったので、全国の多くの医師にアルカリイオン水の威力が伝わるようになった。

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