アルカリイオン水の本当の力が伝えられていない

1992年、日本テレビ夕方のニュース番組「今日の出来事」で3日連続特集を組まれた「奇跡の水」。そのお陰であっという間に10万部を超えた私の著書「アルカリイオン水飲んだらこう変わる」。
 電解水生成器が100万台以上一気に市場に出回った。メーカーは生産が間に合わず工場拡張に躍起だったが注文をこなせない。消費者は出来上がりを待った。私の研究所は複数のメーカー顧問として水の講演を担当した。同時に大学・研究機関・医療機関が集まって学会が続々誕生。我が研究所はその一員として研究発表を行った。水のクラスター、界面活性力、酵素活性力という健康指標を提言したので、他は誰も追随出来なかった。これで電解水生成器が驚異的販売数を誇ったので、我が研究所は測定・分析で知れ渡り、電解水生成器のメーカーが測定・分析で集まって来た。この異常な販売数は他の水業界を刺激し、浄水器メーカー、磁器活水器メーカー、活水器メーカー、ウォーターサーバーメーカー、ミネラルウォーターメーカーも測定・分析で集まって来た。
 病院や個人の医者も測定・分析を求めて来たので、医者と水の勉強会も始まった。600名位医者仲間がいて、あちこちで勉強会を行った。その中で医者は個人的に有名になりたくて本を書きたがった。出版社に打診して多くの先生が本を書いた。これが間違いの始まりだった。
 内容が医者の通常の診療方法でなく自然を基調とした治療内容、水で治療する内容であったため、各地区の医師会で問題になり、医師会総体でも本来の診療方式を優先するよう指導し始めた。この頃は自由診療が殆どなく、保険診療であったため、水を使うと保険診療が適用されないと主張する様になった。そして、ついに切れてしまって、水治療は医者の治療ではないので、保険適用しないことが通達された。同時に消費者センターも巻き込んで電気分解はカルシウムが多いと言う主張していることにクレームを付けた。医者と消費者にくさびを打ち込んだので、雪崩のように電気分解の牙城が崩れた。1993年は95万台でストップ。1994年は32万台、1995年は23万台、そして今、2021年23万台、2022年21万台。

ここの所20万台ペースだが、残念ながらアルカリイオン水の本当の力が伝えられていない。カラダが変わるので上手に活用してもらいたい。

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