合成化学物資はカラダに害はあっても益はない

私たちは微生物の集合体で、カラダの外側は皮膚の常在菌、体内への入り口腸は腸内微生物が守ってくれている。合成化学物質の多くは微生物を破壊し変異させる。
 体の緊急時や重い症状の場合は合成化学物資の使用は仕方ない事もあるが、出来たら使用しない方がいい。カラダに害はあっても益はない。
 免疫細胞の70%が腸内に棲息しているが、水道水をそのまま飲むと、殺菌剤の塩素・合成化学物質・放射性物質などで殺されてしまいバランスが崩れてしまう。大腸には40兆個、小腸には1~1000兆個、1.5~2Kgと推測されている。
 善玉菌20%・日和見菌70%・悪玉菌10%と言われ、pH9-10のアルカリイオン水を飲むと善玉菌が増えてバランスが変わる。外部から乳酸菌やビフィズス菌を摂って腸内細菌叢の善玉菌を増やしても、自分固有の菌でない限り、摂取を止めると腸内から消えていく。健康食品として沢山の人がお金をかけて摂取に夢中だが、止めた途端に体から消えていく。
 pH9-10のアルカリイオン水を飲み・調理に活用すると、体外から摂取しなくても腸内微生物の善玉菌・酪酸菌が増加する。酢酸も増えて便の臭いが薄くなる。食品やサプリメントで菌を入れるより、pH9-10のアルカリイオン水を飲む方が腸のためだし役に立つ。
 腸を大事にする方法はpH9-10のアルカリイオン水をしっかり飲み、自分の免疫力を発揮させることだ。外部からいい物質を摂取することではない。腸内に棲息する微生物を腸内フローラと呼びお花畑を連想させるが、バランスを保つ事で健康が維持できる。

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