ブロック形成池で凝集剤が水道水に交じって供給されゆっくり混ざる。水に浮遊していた細かい砂や土が凝集剤の働きで寄り集まって塊になる。ブロックが作れて土や砂などの粒子が比較的大きくなり沈みやすくなる。沈殿池の中でブロックが沈められ砂や土が水から除かれる。
NaOCl塩素注入設備では塩素の強い酸化力でアンモニア態窒素・鉄・マンガンなどを取るため、沈殿池から出た水に塩素が注入される。濾過池では砂や砂利の層で水を濾し、微細な粒子状のものを除く。
塩素注入設備濾過池では有機塩素でウイルス・病原性細菌を死滅させる。次亜塩素酸ナトリウムも投入される。凝集剤が効果を充分発揮できるよう、また配水時に水道管が腐食しないようNaOH水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)強アルカリ性でpH調整。
配水池に送り込まれた水に追加で次亜塩素酸ナトリウムが投入される。通常の浄水処理で出来ない匂いの成分や水の中に溶け込んだ物質を粉末活性炭で除去する。
国民はこの水を水道水として日夜安心して飲んでいる。この水で料理をしている。とても素晴らしい水道水であるが、そのまま飲んではいけない。料理に使ってはいけない。健康でいたいのであれば、健康食品を買って薬を買って病院で治療する前に、水道水をそのまま飲むのを止めよう。
最低限、浄水装置を付けよう。出来たら電解水生成器を付けよう。