間違いは水だった

家族と私の根本的な間違いは、水だった。
 測定・分析を始めた時、私が生まれたときから飲んでいた広島県呉市の岩清水を測定・分析。家族全員、近所の人からもいい水だとお墨付きの出ている岩清水。山側の崖で我が家の台所で岩の隙間からコンコンと湧き出す水は透き通っているだけでなく、冷たくて美味しい。枯れたこともなく地域の緊急時を支えてきた水。周囲の人は我が家を「水屋」と呼んでいた。
 測定の結果、残念ながら化学物質が検出された。山から流れて来る過程で、化学物質と触れ合う場所があるようだ。第二次世界大戦の時、日本軍は化学兵器を作っていた。私の生まれた呉は海軍基地。様々な化学兵器を作っていた。しかし、敗戦によって、作った化学兵器を隠す必要に迫られ、当時の防空壕に隠した。我が家は山の中腹なので、防空壕から漏れ出した化学兵器の一部が、我が家の岩清水に流れ込んだのだろう。我が家はこの水を全ての生活用水にしていた。この岩清水は母屋の中では台所、横に大きなプールを作って、近所に水をたっぷり供給し、さらに余った水を防火用水として小さなコンクリートの容器に溜め、さらに余った水を道路側にコンクリートの容器を作って一般に無料開放していた。
 大きなプールには沢山の鯉を飼っていた。この鯉が時々死んでしまう。その時は鯉に付いた病原菌だと信じていたので、塩を大量に撒いて殺菌した。そう、その時はそう信じていた。が、測定分析の結果、化学物質であることが判明した。私の様々な病気の原因は、信じていた岩清水であったのだ。そして、何故私だけが病気になったのか考えてみた。家族全員元気なのに私だけ病気になるものだろうか?そして、私の一番上の姉が子供の頃病死したことを知った。私と姉は免疫力が低く化学物質に負けたのだ。祖母、父、母、姉、妹は化学物質に負けない免疫力を持っていたのだ。何故かというと、水をアルカリイオン水に変えてから私のカラダはグングン良くなり、どの家族より健康になった。

現代の水道水には、合成化学物質、塩素、発がん性物質が入っているが、免疫力の方が優れていれば、毒が入っていても健康を維持できる。でも、体調を崩す、病気になると免疫力が下がってカラダが持たなくなる。

最低限、水道水から合成化学物質、塩素、発がん性物質などを浄水装置でカットしよう。

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