水道水中の塩素、アメリカ支配の日本で特別扱いされている

1945年8月14日、日本はポツダム宣言を受諾し終戦。
 連合国軍が日本占領中に設置した総司令部ジー・エッチ・キューGHQは、1952年サンフランシスコ講和条約発効で廃止されるまで占領政策を日本政府に施行させていた。
 水道事業を監督・指導した連合国軍総司令部GHQ公衆衛生福祉局。マッカーサー司令官は、日本が二度とアメリカに逆らわないよう国民の健康を弱体化させると指示。浄水場で塩素濃度を2ppmと水道の衛生管で塩素強化を指示。消の為塩素を常時注入することのなかった日本の水道は、1957年6月15日の水道法公布以来現在に至るまで水道塩素を投入。現在では家庭の蛇口で0.1ppm以上と下限を定め、上限は定めていない。最高時は、玉川上水場で150ppmを記録。今は全国軒並み1ppm以上のようだ。
 1970年代に原水中の有機物質と塩素が反応し発がん性物質トリハロメタンが生成されると海外事例から判明。これにより水質基準の規制、おいしい水対策が加わり塩素注入率の軽減化が図られた。
 水質基準は、赤痢菌・腸チフス菌・コレラ菌などの水系感染症病原菌を含まない、シアン・水銀その他有物質を含まない、銅・鉄・弗素・フェノールその他物質は許容量を超えてはならない、異常な酸性・アルカリ性を示さない、異常な臭みが無い(但し消塩素は除く)、殆ど無色透明であること。
 水道水中の塩素、アメリカ支配の日本で特別扱いされている。

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