社会に飲み込まれる自分-6

トンデモナイ連中と仕事をしていた。ギャンブル好きが多く、時間潰しに花札賭博、掛けマージャン。放送では、社会の賭博を厳しく非難、掛けマージャンも弾劾する。でも、自分たちの日常は堕落している。胸ポケットにお札を折って差し込み、ニュースの時間が来たらサッと清算してマジメな仕事に戻る。
社会をリードし導く人たちのはず。裏と表の切り替えが日常。
ニュースのネタが複数あると、面白そうなものを選ぶ、好みが出る。放送局でニュースの中身が違うのは、現場の好みの違い。
現場で仕事をし、そのまま社員になって社会を飲み込む道もあったが、嫌気がさしていたので違う就職先を探した。
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