社会に飲み込まれる自分-9

電解水生成器が年間で100万台に達した頃、全国から研究者や医師が集まった。この時は我々が社会を飲み込み始めていた。約600名の医師とあちこちで水の勉強会を開催していた。
調子に乗り過ぎた。多くの医師が自分の名を売り出すため水の本を書きたがった。既存の治療方法や薬があまり有用ではないと本に書いた。出版社に多くの先生を紹介、大きな間違いだった。
医師会を激怒させてしまった。篠原先生と透析患者に電解水素水を飲ませた時も地元の医師会が激怒。医師が水の本を書いても医師会が激怒。水を使った治療は自由だが、自由診療でどうぞ。
それはそうだ。一気に医師会に飲み込まれて、勉強会空中分解。
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